電子カルテシステム
当クリニックでは電子カルテシステム(AI Next)を導入しています。
受付から始まり、診察、検査、そして会計まで、電子カルテでスムーズに運用します。
紙カルテのように探したり移動させたりする必要がなく、また計算も早いため、患者さんの待ち時間短縮に寄与します。
心電計・運動負荷心電図
当クリニックではフクダ電子製の12誘導心電図を導入しています。
心電図は一般的に健診項目に含まれるほか、循環器疾患全般の診断に広く実施される検査です。
急性心筋梗塞や狭心症、不整脈の診断に有用です。
『胸が痛い』『動悸がする』などの症状をお持ちの場合にはご相談ください。速やかに心電図検査を行います。
また、エルゴメーター(医療用自転車)を用いた運動負荷心電図は、動脈硬化による心筋虚血や運動により誘発される不整脈の検出に有用です。
ホルター心電図
ホルター心電図は、携帯型の小型心電計を装着して、普段通りの日常生活を過ごしながら心電図を記録する検査です。
24時間の心電図を記録できるため、夜寝ている間におこった不整脈や、実際に胸の症状(動悸や胸痛など)があるときの心電図も記録することができます。
『ときどき動悸がするけど、病院で心電図をとった時には異常がなかった』という場合にはご相談ください。
※ホルター心電図は機械の装着と脱着が必要なため、2日続けて来院いただきますようにお願いしています。
動脈硬化検査
当クリニックにはフクダ電子製の血圧脈波検査装置があります。
この検査機器は、四肢の血圧と血流速度を測定することで、血管の硬さや詰まり具合など、動脈硬化の程度(血管年齢)を判定します。
高血圧、糖尿病、高コレステロール血症など、動脈硬化の原因疾患をお持ちの患者さんは、一度検査を受けることをお勧めします。また『歩行中に足がだるくなる』『冷え性がひどい』といった症状がある場合にもご相談ください。
※この検査は手足の血圧を同時に測定するだけですので、痛みはほとんどありません。
胸部・腹部レントゲン
当クリニックは東芝メディカルシステムズのX線一般撮影装置を設置しています。
胸部レントゲン撮影は一般の健診はもちろん、肺がん検診などでも行われます。また肺炎や肺気腫などの呼吸器疾患、心不全を初めとする心疾患の診断に用います。
風邪をこじらせたときや息切れを感じるときなどに撮影します。
撮影したデジタル画像は、CR/PACSシステム(富士フイルム)を通して、リアルタイムに診察室で閲覧できます。
超音波検査(エコー)
当クリニックは最新の超音波検査装置(東芝メディカルシステムズ)を配備しています。
心臓エコー:心臓の動きや壁の厚さ、弁膜症の有無など、心臓の機能を詳しく観察します。
腹部エコー:肝臓、胆のう、腎臓など、腹部臓器のようすを簡便に検査できます。
頚部ドプラ:全身の動脈硬化の指標となる頚動脈の狭窄度を計測します。
胃カメラ(経鼻・経口)
当クリニックでは、検査時の痛みやえづきの少ない経鼻胃カメラ(富士フイルム)を採用しています。
のどの麻酔を十分にかけた後、細いカメラで食道、胃、十二指腸を観察します。病変が見つかった場合には生検(病理組織検査)を行います。またピロリ菌のチェックも可能です。
胸やけや腹痛で受診された方だけでなく、胃がん検診としても有用な検査です。
※従来通り、口からの検査をご希望の場合は実施いたします。
※病状や内服されているお薬によっては、鼻よりも口からの検査の方が望ましいことがあります。診察時にご相談ください。
※当クリニックでは、安全に検査を受けて頂くため、眠りながら(鎮静剤)の胃カメラは実施しておりません。あらかじめご了承ください。
糖尿病の診療
当クリニックではSIEMEN社の尿解析装置、HbA1c計測器およびアークレイ社のグルコース分析装置を導入しています。
これらの検査装置により、血糖値、HbA1c、尿糖および尿たんぱく定性は院内検査で対応可能です。
これらは糖尿病診療に欠かせない数値で、検診の検査値が当日の診察や投薬にきちんと反映されます(診察の前日などに採血のためだけに来院していただく必要はございません)。
呼吸機能検査
喘息や肺気腫などの呼吸器疾患で、肺の換気機能を測定する検査です。病気の重症度や進行度が判るほか、治療薬を使用する前後で測定することにより、薬の効果も判定できます。
また、喫煙による呼吸機能への影響も調べられます。
禁煙外来
当クリニックでは禁煙外来を実施しています。
たばこはやめたいけど、なかなか…というあなた!
禁煙補助薬を用いた治療で、あなたの禁煙をお手伝いします。効果はCO(一酸化炭素)測定器で確認でき、禁煙を続ける励みになります。
睡眠時無呼吸の検査
睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に気道が塞がれて呼吸が妨げられる病気です。
日中に眠気をもよおしたり集中力が低下するばかりでなく、高血圧、心臓病や脳卒中、認知症にまで関連があるといわれています。
また夜間に何度もトイレに起きる方の中には、この病気が原因で目が覚めている場合もあります。
当クリニックでは、自宅で簡単にできる睡眠時無呼吸の検査を提案します。また診断がついた場合には、睡眠中に使用する治療機器(CPAP/A-SV)を手配いたします。
日中の眠気が強い方、ご家族から『いびきがうるさい』『寝てるときに息が止まっている』などと指摘される方はご相談ください。
AED(除細動器)
AED(除細動器)は、心室細動などの致死性不整脈による心肺停止の救命措置に使用します。
心臓マッサージや人工呼吸に加えて、AEDを使用することで、心肺停止状態からの救命率が向上するといわれています。
当クリニックでは、医師、看護師はもちろん事務職員も救命装置(BLS)やAEDのトレーニングを受けています。
もしものときにも落ち着いて冷静に処置・対応ができるよう、また患者さんには安心して頼りにして頂けるよう、職員一同努力をつづけて参ります!